かっぱ
カッパ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 馬を洗う渕を舞台に、カッパに関する複数の言い伝えがある。捕らえた詫びに家伝薬を授かった話などが伝わる。
- 細部
- この土地では胡瓜を食べていてもカッパに引かれないと言われていた。昔、馬を川で洗い終えて帰ろうとした老人の馬の尻尾にカッパが取りつき、捕まえられると今後は地域の子供を取らないと詫びたという話が伝わる。また、先祖がカッパの腕を刀で切り落とし、その手と引き換えに家伝薬の作り方を教わった家もある。馬洗い渕にはこうしたカッパ伝説が多く、ある家では馬の水桶にはまったカッパを助けたところ毎晩魚を届けに来たが、庭に絣の着物を干していたのを見て以来姿を見せなくなったという。絣模様はカッパが嫌うため、これを着ていれば川で尻を抜かれずに済むとも語られる。ほかにカッパと相撲を取った者もおり、その腕は引っ張るとどこまでも伸び、反対側の腕は縮んだという。
- 広まり方
- 1982年刊『群馬県史 資料編27 民俗3』および1950年刊『上毛民俗』所収、井田安雄・上野勇による記録に基づく。
- 地域
- 群馬県みなかみ町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ