まつもとのかわやいけのかっぱ
松本の川や池のカッパ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 川や池に潜むとされ、四人の話者が別々に同じ名を挙げた水辺の怪。
- 細部
- 水辺に出る妖怪を尋ねた聞き取りで、最も多くの話者が名を挙げたのがカッパである。四件の証言がいずれも川や池を出没の場として挙げており、姿や悪さの中身までは語られていない。海のない内陸の盆地でありながら、河川と溜め池が生活に密着していたこの土地では、水の事故を戒める存在として名がよく知られていた。全国に広がる河童の伝承が、地域の水辺と結びついて定着した例といえる。
- 広まり方
- 1990年刊の『長野県史 民俗編 中信地方 ことばと伝承』第10編民俗知識の俗信の節、川や池に出る妖怪の項に四件が載る。
- 地域
- 長野県松本市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ