かっぱ
カッパ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 溺死を「カッパニトラレル」と忌み言葉で表し、川遊びの女児は小便前に「カッパ」と声を掛け合う習わしがあったという。
- 細部
- 北秋田市に伝わる河童にまつわる言い習わしである。人が溺れて亡くなることを、直接的な言葉を避けて「カッパニトラレル」という忌み言葉で表す風習があった。また、川で水遊びをする子供たちのあいだでは、女の子が用を足そうとする際、近くにいる者へまず「カッパ」と声をかけ、「ドーヘ」という返事を受け取ってから用を足す決まりになっていた。その際には、カッパにとられな、ドーヘにとられな、海さえって塩なあれなれ、という文句を口にしてから用を足したのだという。河童に襲われることへの恐れが、日常の言葉や子供の遊びの中に組み込まれている例である。
- 広まり方
- 1940年の『民間伝承』に載る北林徳治「複合動詞」と、1941年の同誌に載る北林徳治「童戯」にそれぞれ紹介されている。
- 地域
- 秋田県北秋田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ