かっぱ
かっぱ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 木城町のかっぱは秋になると山へ上っていたずらをし、人家の風呂を汚す一方で恩返しや貸し物もしたと伝わる。
- 細部
- 木城町のかっぱは、毎年秋の彼岸を過ぎるころになると山へ上ってはいたずらを働くという。ピーヒョピーヒョと鳴きながら現れ、風呂好きで人家の湯に浸かるが、後に残る湯は真っ黒に濁ってひどい臭いを放った。困った家の者が猿を捕らえて風呂場に繋いでおいたところ、その晩訪れたかっぱは驚いて怒り、家を激しく揺さぶったものの、それきり風呂へ入りに来なくなったと伝わる。ほかにも、大きな淵に棲む一族に馬の尻尾の毛を3本与えたら恩返しをしてくれた話や、小払とどろに住む年経たかっぱが膳椀を貸してくれた話も残っている。
- 広まり方
- 1992年刊『宮崎県史 資料編 民俗2』所収、矢口裕康による民間説話の調査記録にまとめられている。
- 地域
- 宮崎県木城町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ