からつのかっぱきんきとすもう
唐津の河童禁忌と相撲
国内
未確認生物
- どんな話か
- 唐津市の河童伝承として、特定日に泳がない禁忌や弁天様での魔除け、相撲での撃退法などが伝わる。
- 細部
- 唐津市には河童に関する言い伝えが複数残っている。鎮西町では、祇園祭の人形を川へ流す6月16日に川へ入ると、河童やカワウソに引き込まれるといわれ、この日は誰も泳がない。呼子町では、陸地の方まで河童が上がってきた姿を見たという証言が語り継がれ、殿ノ浦にある弁天様の像へ尻をこすりつければ、子供が河童にさらわれずに済むとも伝わる。また、小川島の神社にある石の鳥居には、人の肛門を好んで食べる河童が現れたことがあり、その河童は鳥居の石を腐らせるために小便をかけて回るという。河童に出くわした際には相撲を挑むとよく、頭上の皿から水がこぼれて力を失うため、いたずらをされずに済むとされている。
- 広まり方
- 1968年の『民俗採訪』所収、國學院大學民俗学研究会「佐賀県東松浦郡鎮西町打上」と、1999年の『常民』所収、中央大学民俗研究会「佐賀県東松浦郡呼子町 調査報告書」の両方に記録がある。
- 地域
- 佐賀県唐津市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ