べんてんさまのふちのひとみごくう
弁天様の淵の人身御供
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 弁天様の淵では十人以上が溺れ死んでおり、これは昔村人が河童除けを願う際に人身御供を約束したためだといわれる。
- 細部
- 弁天様が祀られた淵では、これまでに十人以上もの人が溺れて命を落としているという。これほど多くの犠牲が出るのには理由があるとされ、昔、村の人たちが河童による水難を除けてもらおうと弁天様に祈願した際、その見返りとして人身御供を差し出すことを約束してしまったからだと伝えられている。願をかけた代償が、時を経てなお淵に人の命を求め続けているのだという恐ろしい話である。
- 広まり方
- 1974年の『粕尾の民俗―栃木県上都賀郡粟野町旧粕尾村(下粕尾は除く)―』所収「九 口承文芸」(東洋大学民俗研究会)に記録がある。
- 地域
- 栃木県鹿沼市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ