かなざわのかっぱのくすりだま
金沢の河童の薬玉
国内
未確認生物
- どんな話か
- 湯涌河内町で馬を川に入れようとした男が河童に頼まれてやめてやると、お礼に万病に効く薬玉をもらったという。
- 細部
- 湯涌河内町に伝わる河童の話である。ある男が馬を川に入れようとしたところ、河童が現れてやめてくれるよう頼み込んできた。言われたとおりにしてやると、その夜の夢で交わした約束のとおり、翌日にはあらゆる病に効くという玉を携えてやって来たという。また別の言い伝えでは、夕暮れに馬の足を川で洗っていたところ、カワビソと呼ばれる河童の一種が馬の後ろ足をつかんで引いた。驚いた馬が蹴り返すと、その拍子にカワビソの手が抜け落ちてしまった。男が抜けた手を拾って返してやると、お礼に良薬の元になる玉を授けてくれたと伝わる。
- 広まり方
- 1982年の『加能民俗研究』に掲載された、梅田和秀「金沢市山間部の『河童の薬』伝承」に記録がある。
- 地域
- 石川県金沢市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ