かものうまをおうかっぱとみょうやく
加茂の馬を追う河童と妙薬
国内
未確認生物
- どんな話か
- 馬が急に鳴いたので見ると河童の目で、尻子を抜き損ねて馬についてきたらしく、捕らえられた河童は命乞いに妙薬の作り方を教えたという。
- 細部
- ある晩、飼い馬が突然激しく鳴き出したので、何事かと様子をうかがってみると、暗がりの中で光っていたのは河童の目だったという。馬から尻子(尻子玉)を抜き取ろうとしたものの、うまくいかずに失敗してしまい、そのまま馬の後をついて歩いてきてしまったものらしい。ようやく捕らえられたその河童は、なんとか命だけは助けてほしいと願い出て、その見返りとしてよく効く妙薬の調合法を教えてくれたのだという。いたずらをして人に捕らえられた河童が知恵や技を差し出して赦しを乞うという、各地に広く伝わる河童譚の一類型として語られている。
- 広まり方
- 1935年の民俗誌『高志路』に載る長谷川正「河童の話」に記録がある。
- 地域
- 新潟県加茂市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ