かっぱ
河童
国内
未確認生物
- どんな話か
- 有喜町を中心に河童にまつわる目撃談が複数伝わり、人や馬を襲う一方で除け方も語られている。
- 細部
- 諫早市有喜町には河童にまつわる話がいくつも伝わる。川に馬をつないで作業していた男が河童に馬を引き込まれかけ、捕らえて納屋の柱に縛ると、その母が河童に「ドウズ」をかけたところ河童は力を得て逃げ出した。五月の雨上がりに釣りに出た村人は河童に手をつかまれ水中へ引き込まれ、翌日「尻ジコ」のない遺体で見つかったという。歳末の夜に鯉釣りをしていた者は、頭に皿を乗せたものに釣り糸をつかまれ逃げ帰った。市域にはほかにも、河童除けの歌を海に流せば難を逃れる、河童除けの符を売る者が長崎近辺にいるとの言い伝えがあり、海へ石を投げ続けた番士の家に夜河童が現れ、住み処へ石を投げれば災いになると告げたとも伝わる。
- 広まり方
- 1931年の『民俗学』に発表された松本友記「河童の話(三)」、および1975年刊『日本随筆大成第2期』所収、菊岡沾凉「諸国里人談」に記録がある。
- 地域
- 長崎県諫早市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ