かっぱ
河童
国内
未確認生物
- どんな話か
- 6月29日は河童が龍宮へ報告に行く留守日とされ、田に水を入れた礼に娘を望むが糸瓜を嫌って断念する話も伝わる。
- 細部
- 六月二十九日は河童が龍宮へシリゴを九十九匹取った報告に上がる日とされ、この日は河童が留守になるため午前中は泳いでも構わないが、午後は危ないという。同じ河童は霜月二十九日になると山へ帰るとも語られる。日照りに苦しむ長者が田に水を満たしてくれた河童へ礼として娘を嫁がせる約束をした昔話もあり、上の娘たちは断ったため末娘の番になるが、長者は中身を抜いた糸瓜を嫁入り道具に持たせる。河童はこれを沈めようとしても沈められず、そんな重荷を持つ嫁はいらぬと縁談から手を引いたという。
- 広まり方
- 『旅と伝説』1935年掲載の山口麻太郎「壱岐島年中行事」、同誌1936年掲載の同著者「昔話雑考」、『民間伝承』1949年掲載の竹田旦「水神信仰と河童」、『四国民俗』1976年掲載の谷原博信「猿聟入譚について」に記録がある。
- 地域
- 長崎県壱岐市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ