いちのせきのくさもちでわかいしたかっぱ
一関の草餅で和解した河童
国内
未確認生物
- どんな話か
- 御殿橋の岩場に潜むと噂され、馬をいたずらして捕らわれたのちに草餅を条件に和解したという。
- 細部
- 岩の御殿橋のたもとの岩場には河童が出るといわれているが、実際に見た者はいないという。別の言い伝えでは、川で休んでいた馬引きの馬に河童がいたずらをして捕らえられ、殺されそうになったところへ河童の父親が現れて謝り、以来六月一日に草餅を一つ川に流す代わりにいたずらをやめる約束が結ばれたとされる。河童は人間のように歩き口先が尖り頭頂部に毛がなく、水遊びをする子どもには「河童にヘソをぬかれるぞ」と言って深みに近づかぬよう戒められた。
- 広まり方
- 1973年刊『旧中川村の民俗』所収、東洋大学民俗研究会の口承文芸調査による。
- 地域
- 岩手県一関市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ