いびがわちょうのかっぱをさとるろうじん
揖斐川町の河童を諭す老人
国内
未確認生物
- どんな話か
- 揖斐川町の河童(カワヤロウ)が化けた子どもに水浴びへ誘われた老人が捕らえて説教し、いたずらをしない誓いを立てさせた話。
- 細部
揖斐川町に伝わる話では、老人が田んぼの草取りをしていると、12、3歳ほどの子どもが現れて一緒に水浴びに行こうと誘ってきたという。老人が草取りが終わっていないからと断ると、その子どもは代わりに草取りを手伝ってくれた。昼どきになると二人は連れ立って老人の家に戻り、ふくべ(瓢箪)の汁を一緒に食べる。その後川へ出かけると、子どもは老人を水中に沈めようとしてきたが、昼にふくべの汁を食べていたおかげでなぜか体が沈まずに浮いてしまった。
不審に思った老人がこの子どもを捕らえて問い詰めると、その正体はカワヤロウ(河童)であることが分かった。老人が厳しく説教すると、カワヤロウは今後、川べりに松が生えている限りは二度といたずらをしないと誓いを立てたため、老人はこれを許してやったと伝えられている。
- 広まり方
- 1972年の『民俗採訪』岐阜県揖斐郡谷汲村調査(國學院大學民俗学研究会)にみえる。
- 地域
- 岐阜県揖斐川町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ