はくさんしのかっぱのしりぬき
白山市の河童の尻抜き
国内
未確認生物
- どんな話か
- 白山市河内町で河童はミズシやカワウソとも呼ばれ、淵や橋のたもとに潜んで人に害をなすと恐れられた。
- 細部
- 白山市河内町では河童をミズシとも称し、川の淵のほとりに潜んで人の尻を抜き取るのだと語られてきた。カワウソと呼ぶ場合もあり、奈良瀬橋や春日橋といった橋のたもとなど危うい場所に現れるとされる。姿は黒い猫のようだといい、人を襲って命を奪うこともあるという。さらに、吉岡の川向こうにある大巻という淵では泳いではならないとされ、その場所自体が河童の縄張りとして避けられてきた。水辺の危険な箇所を戒めるための存在として、河童の言い伝えが地域に根づいている。
- 広まり方
- 『民俗採訪』1978年の国学院大学民俗学研究会による石川郡河内村調査に記録がある。
- 地域
- 石川県白山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ