かつらがわのかっぱ
桂川の河童
国内
未確認生物
- どんな話か
- 桂川にはかつて河童が棲んでおり、泳ぐ姿は坊主頭に鳥籠を伏せたように見えたと語り継がれている。
- 細部
- 富士吉田市向原を流れる桂川には、かつて河童が棲みついていたと伝えられている。この話を聞き取られたAさんによれば、実際に河童を目にしたのは自分の祖父母の世代だという。川の中を泳ぎまわるその姿は、丸めた坊主頭のようでもあり、鳥を飼う籠を逆さに伏せたような輪郭にも見えたと形容される。姿形についての具体的な描写が世代を越えて受け継がれてきた点に、桂川と河童の結びつきの深さがうかがえる。今では川で河童を見たという話を聞くことはない。
- 広まり方
- 1984年刊行の『向原の民俗(下)』(山梨県富士吉田市、都留文科大学民俗学研究会)の口承文芸・世間話の項に採録されている。
- 地域
- 山梨県富士吉田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ