かっぱのかみさま
かっぱの神様
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 十二月一日の朝にそば粉の団子を川へ供え、後ろを振り返らずに家へ戻る富士見町の作法。
- 細部
- その日の朝、熱湯でそば粉をかいて五つないし七つに丸める。少量の水を張ったコビシャクにそれを入れ、いつも使っている川まで運んでかっぱの神様に供えた。供え終えたら決して振り返らず、そのまま家へ入るのが決まりだった。数を奇数にそろえること、器に水を入れること、後ろを見ないことという三つの禁忌が組み合わさっており、水辺の主と関わる際の距離の取り方が細かく定められている。
- 広まり方
- 1989年刊の『長野県史 民俗編 南信地方 ことばと伝承』第十二編口頭伝承、水の伝説のうちかっぱの伝説の項に載る。
- 地域
- 長野県富士見町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ