ちがさきのかっぱとさけどっくり
茅ヶ崎の河童と酒徳利
国内
未確認生物
- どんな話か
- 捕らえた河童を逃がしてやった礼に、酒の尽きない徳利を授かったという話。
- 細部
- 大曲橋のあたりに棲んでいた河童を五郎兵衛が捕らえ、これを逃がしてやったところ、いくらでも酒が湧く徳利を礼として受け取ったと語られる。別の伝えでは天保の頃、馬を引いて帰る百姓のもとへ河童が現れて馬を水へ引き込もうとし、取り押さえられて木に縛られた。哀れに思った百姓が放してやると、底を叩かない限り酒が絶えない徳利を贈られたという。ただし酒に溺れかけた百姓は徳利の底を打って効き目を止め、また働きに戻ったとされる。河童の返礼が幸運であると同時に危うさも帯びていることを示す話である。
- 広まり方
- 1977年の『神奈川県史 各論編5 民俗』第六編第三章第一節および第八編第一章第三節(神奈川県企画調査部県史編集室)に記録がある。
- 地域
- 神奈川県茅ヶ崎市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ