かんのんさまのたたり
観音様のたたり
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 子どもが川で遊ばせていた観音像を取り上げた村人が病気になり、たたりと診断されたという話。
- 細部
- ワカサマに願いごとを頼むと呪文を唱え始め、やがて眠気を催して大きなあくびをする。このあくびは先祖や仏がワカサマに乗り移った合図とされ、そこで初めて質問を投げかけることができた。ある日、村の子どもたちが埋平の観音像を持ち出し、川の水を浴びせて遊んでいたところ、通りかかった村人が驚いてそれを取り上げ、もとの場所へ戻してしまった。すると間もなくその村人が重い病気にかかり、ワカサマに尋ねたところ、子どもたちと遊んでいた観音様を取り上げてしまったことへのたたりだと告げられたという。
- 広まり方
- 1963年刊『宇津峯山麓の民俗』所収、東京女子大学史学科の調査記録「一六、祈願と呪願」に記録がある。
- 地域
- 福島県須賀川市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ