かんのんさまのたたり
観音様のたたり
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 馬上の通行者を落とした観音堂の移転譚と、合併を進めた人々を襲った雪崩の祟り。
- 細部
- 仙北市西木町の八津観音堂は、もとは今よりも山の高い位置にあったという。ところがその正面にあたる場所を馬に乗ったまま通り過ぎようとした者が、観音様がその場所を嫌っていることを知らせるかのように馬から落とされてしまったため、現在の位置へと移されることになったと伝えられている。また別の話では、八幡神社との合併にあたり、観音様の御神体の首と胴体を切り離し、荒縄をかけて運んでいったことがあった。この扱いへの祟りとして、合併を積極的に進めていた人々のほとんどが、後にシラと呼ばれる雪崩に巻き込まれて亡くなってしまったのだという。
- 広まり方
- 『羽後檜木内川流域の民俗』1964年、東京女子大学文学部史学科の信仰に関する調査記録による。
- 地域
- 秋田県仙北市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ