ひろしまのながれついたかんのん
広島の流れ着いた観音
国内
未確認生物
- どんな話か
- 洪水で坪野村から流れ着いた観音を村人が引き上げて祀ったところ、像が動かず返還できなかったという。
- 細部
- あるとき大水が出て、上流の坪野村宇佐にあった観音が下流の小河村小浜沖の渕まで流されてきた。しばらくして村の長老が見た夢に観音が現れ、渕の底に沈んでいると教えたので、村人たちはこれを引き上げて手厚く祀った。もとの持ち主である宇佐の側から観音を返すよう求められたが、いざ運び出そうとすると像はまるで根を張ったように地面から離れず、結局そのまま村に留め置かれることになったという。
- 広まり方
- 1978年の『広島民俗』に掲載された下野岩太「太田川の水と信仰」に記録がある。
- 地域
- 広島県広島市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ