かんのむしのまじない
かんの虫のまじない
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 子どもの手のひらに田の字を描き呪文を唱えて息を吹きかけると、虫が煙のように指先から出て見えるという。
- 細部
- 檜枝岐村には、子どものかんの虫を治めるためのまじないが伝わっている。子どもの手のひらに田という字を1、2度描き、口の中だけでひそかに祓いの呪文を唱えたのち、そっと息を吹きかけるという作法である。すると、白い煙か糸のようなものが虫となって指先から抜け出ていくのが見えるといい、まじないをかけられた子どもは催眠術にかかったようになって「見えた見えた」と口にしたという。目には見えないはずの子どもの疳を、視覚的な現象として演出するまじないである。
- 広まり方
- 1964年の『福島県史』第23巻民俗1所収、岩崎敏夫・和田文夫・山口弥一郎「会津檜枝岐村民俗誌」の呪術の項に記されている。
- 地域
- 福島県檜枝岐村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ