かんのむしだしのりょうほう
カンのムシ出しの療法
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 子供が疳の虫を起こしたとき、トリ木の皮と小豆を煮た汁に手を入れると虫が出るとされた民間療法という。
- 細部
- 子どもの癇癪や夜泣きは、体の内に潜む「カンのムシ」が起こすものと受け止められた。八戸市では、トリ木の皮と小豆を合わせて煮出し、冷ました汁へ子どもの手を浸すと、そのムシが外へ出ると考えた。目には見えない不調を虫の姿で捉え、手を液に入れる具体的な手順で対処しようとした民間療法である。『青森県史 民俗編』(2001年、青森県史編さん民俗部会)に記録されている。
- 広まり方
- 2001年刊『青森県史 民俗編』第一部第四章産育の項、青森県史編さん民俗部会の調査による。
- 地域
- 青森県八戸市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ