とっとりのひとくいがにたいじ
鳥取の人食い蟹退治
国内
未確認生物
- どんな話か
- 鷲峯山に棲んで人を食い荒らしていた蟹を、鹿野の譲伝寺の高僧が法力によって退治したという伝説。
- 細部
- 鹿野町にそびえる鷲峯山には、かつて人間を襲って食い殺す恐ろしい蟹が棲みついていたと伝えられている。付近の住民は長く恐れをなしていたが、麓の譲伝寺に住む徳の高い僧がこの蟹の噂を耳にし、みずから山へ分け入って向き合った。僧は日ごろの修行で身につけた法力を用いてこの化け蟹を打ち破り、里の人々を災いから救ったのだという。人食いの怪物を仏の力で鎮めるという、寺の由緒に結びついた退治譚の一つである。
- 広まり方
- 1961年の『西郊民俗』所収、田中新次郎「蟹について」に記録がある。
- 地域
- 鳥取県鳥取市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ