かねだま
カネ玉
国内
未確認生物
- どんな話か
- 神戸のある家の台所の屋根から丸い赤色の光り物が飛び上がり、以来その家は困窮したためカネダマと呼ばれ凶兆とされた。
- 細部
- ある家の台所の屋根から、5寸ほどもある丸く赤い光る物が勢いよく飛び上がるのが目撃された。それからというもの、その家はしだいに家運が傾き、暮らし向きが苦しくなっていったのだという。村人たちはこの光り物をカネダマと呼びならわし、これが現れた家には良くないことが起こる前触れだと言い伝えてきた。光そのものが家の富や運を象徴するものとして語られ、それが飛び去る様子は没落の兆しとして受け止められていたことがうかがえる。
- 広まり方
- 1951年の『近畿民俗』に掲載された、森俊秀「ひかりもの資料―神戸西郊と明石の経験談―」に記録がある。
- 地域
- 兵庫県神戸市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ