かんどのちょうじょ
寒戸の長女
国内
未確認生物
- どんな話か
- 関の寒戸の長女が北鵜島のイノハナへ嫁いだ夜、真更川のはずれに提灯の火が二列連なり、電話で確かめると先方まで続いていた。
- 細部
- 関の寒戸家の長女が、北鵜島にあるイノハナという家の次男のもとへ嫁いだときの出来事である。その夜、真更川のはずれのほうを眺めると、二列に並んだ提灯の火がぼんやりと浮かび上がっているのが見えた。人間の花嫁行列を思わせる光景であったため、気になった者が後になって電話をかけ、北鵜島のイノハナの側の様子を尋ねてみたところ、同じように連なる提灯の火が確かにそちらまで続いていたことが確認されたという。離れた二つの場所で見えた光が一本の道でつながっていたという確認のされ方が、単なる見間違いではないという印象を強めている。
- 広まり方
- 『西郊民俗』1977年掲載、大島建彦「ムジナの神―新潟県佐渡郡相川町―」に記録がある。
- 地域
- 新潟県佐渡市
- 年代
- 昭和
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ