かなづちぼう
金槌坊
国内
未確認生物
- どんな話か
- 鳥のような顔をして、金槌を振り上げた姿で描かれる妖怪。
- 細部
- 熊本県八代市の松井文庫が所蔵する『百鬼夜行絵巻』に描かれる妖怪で、鳥のような顔をし、金槌を振り上げた姿を取る。解説文がないため正体は不明である。同種の絵は別の絵巻にもあり、「大地打(だいちうち)」の名で描かれる例もある。多田克己は、用心を重ねすぎるありさま、または人の下積みになり続ける状態を形にしたものと解釈している。鬼ではなく黒兎や黒蟻を表すとする説もあり、2002年の妖怪フィギュア企画では大蟻に結びつけ、古墳に関わる蟻の信仰が忘れられて妖怪化したという見方が添えられた。
- 広まり方
- 絵巻の妖怪を集めた近代の事典に採録されて名が知られるようになった。
- 地域
- 全国
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 口承で流布
口伝えや報道で広まり、明確な起源が特定されていない。 - タグ