かなやごさまのたたり
カナヤゴ様のたたり
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 雲南市の井原谷奥に祀られるカナヤゴ様は炭焼きや鉄山の神とされ、小便や枝折りをすると誰の仕業でも一番近い家にたたるという。
- 細部
- 雲南市に伝わる話では、カナヤゴ様(金屋子様)は炭焼きを営む人々の神であり、火の神、また鉄山の神としても敬われているという。井原谷という谷の一番奥まった道端に祀られており、また祟りをなす存在としても知られていた。その場所で用を足したり木の枝を折ったりすると、たちまち気分が悪くなるとされ、しかもそうした無作法を働いたのが誰であったかにかかわらず、祟りはその場所からいちばん近くにある家に及んでしまうのだという。人を選ばずに祟りが降りかかるという点が、この神への畏れを一層強めていたと考えられる。
- 広まり方
- 1984年刊『民俗採訪』に国学院大学民俗学研究会が島根県飯石郡掛合町旧掛合村の調査記録としてまとめた報告に収められている。
- 地域
- 島根県雲南市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ