かなしばり
金縛り
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 炭焼き小屋に泊まり込んでいた若者が夜中に目を覚ますと、垂らした筵の間から人の手が伸びており、その瞬間に金縛りにあって動けなくなったという。
- 細部
- まだ若かった頃、炭窯に泊まり込んで炭焼きの仕事をしていた男の体験として語られる話である。ある晩、何かの気配を感じて目を覚ますと、小屋の周りに下げてあった筵の隙間から人の手のようなものが伸びているのが見えた。その姿を目にした途端、体がまったく動かせなくなる金縛りの状態に陥ったという。山中で夜を明かす炭焼き特有の体験として伝わっている。
- 広まり方
- 1994年の『近畿民俗』所収、西浦左門「丹波美山の言葉と民俗」に記録がある。
- 地域
- 京都府南丹市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ