かなじょのぼうれい
カナ女の亡霊
国内
未確認生物
- どんな話か
- 僧との関係を兄に知られて斬られたカナ女が、温泉小屋に子供の泣き声とともに手を出す亡霊となって現れる。
- 細部
- 九月一日の夜、カナ女が僧侶と密かに関係を持っていたことを知った兄が、怒りのあまりカナ女の首をはねてしまった。残された胴体は子供とともに谷底へ落ちていったが、遺体そのものは結局見つからなかったという。それから後、近くの温泉にある小屋に泊まると、子供の泣き声が聞こえてきたり、窓からにゅうっと手が差し出されたりするようになり、これがカナ女の亡霊の仕業だと語られるようになった。
- 広まり方
- 1971年の『南九州郷土研究』掲載、安山登「口永良部島の伝説(上)」に記録されている。
- 地域
- 鹿児島県屋久島町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ