かながみさん
カナ神さん
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 節分は交代のため留守になる日とされ、普段は伐れない屋敷まわりの立ち木を伐っても祟らないという。
- 細部
- 屋敷のまわりに立つ木は、日ごろは勝手に伐ることが許されず、手を入れれば祟りがあると考えられていた。ところが節分の日だけは事情が違う。この日はカナ神さんが入れ替わる日にあたり、その間は留守になってしまうため、木を伐っても咎めを受けないというのである。禁忌が年に一度だけ解ける日を設けることで、必要な手入れを行う機会を確保する仕組みになっており、暦と作業の段取りが結びついた例といえる。
- 広まり方
- 1962年刊『西丹沢の民俗 神奈川県足柄上郡山北町共和地区』所収、東京教育大学民俗学研究会「年中行事と農耕儀礼」に記録がある。
- 地域
- 神奈川県山北町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ