かむろやしき
かむろ屋敷
国内
未確認生物
- どんな話か
- 明応年間、大崎氏の家臣湯田靱負の屋敷に見知らぬ娘が現れて宴の給仕を手伝い、終われば姿を消したという話。
- 細部
- 仙台の城下ができるより前、北七番丁のあたりに大崎氏の家臣であった湯田靱負が屋敷を構えていた。明応年間(1492~1501年)のこと、この屋敷でもてなしの席が催されるたびに、見覚えのない年若い娘がどこからともなく現れ、十人分もの働きをして給仕をこなした。膳の支度が整うといつの間にか姿を消し、食事が済むころにまた現れて後片付けをすませると再び消えてしまう。家の者たちはこれを心得ていて声をかけることもせず、娘のほうも一言も話さなかったといい、どこから来てどこへ帰るのか誰も知らなかったという。
- 広まり方
- 出典は『宮城縣史 民俗3』(1956年)の伝説「屋敷・城館の部」。
- 地域
- 宮城県仙台市
- 年代
- 室町時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ