かむろすいじん
禿水神
国内
未確認生物
- どんな話か
- 出自を知って姿を消した娘が淵の主となり、雨乞いに応えるようになったという水神の由来。
- 細部
- 乞食の娘が、子のない金持ちの夫婦に引き取られて育てられた。ある時、友達から自分の生まれを聞かされ、娘はそのまま行方をくらました。夫婦が葬式を営んだ晩、娘は二人の枕もとに立ち、自分は淵の主になったので亡骸を捜さないでほしいこと、赤い帯と下駄がほしいことを告げたという。以来この淵で雨乞いをすると雨が降るとされ、水神として祀られるようになった。里を出た娘が水の主へ転じ、共同体の祈りを受け取る側に回るという筋になっている。
- 広まり方
- 1984年の『伊那』所収、萩元義房「千代の伝説」に記録がある。
- 地域
- 長野県飯田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ