かもこのすいじんのたたり
加茂湖の水神の祟り
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 新奇好きの武右衛門が見知らぬ女に導かれて水上を歩き行方知れずとなり、遺体発見後に水神の祟りと恐れられた。
- 細部
- かつて加茂村に武右衛門という人物がいた。物好きで新しいことを試すのが好きな性分で、新田を切り開くようなことにも取り組んでいたという。ある年、村の者たちと連れ立って相川からの帰り道、長江川の近くまで来たところで、釜屋村に住むという見知らぬ女と道連れになった。武右衛門はその女に手を引かれるまま、まるで浮かれたような足取りで水の上を歩き続け、やがて姿が見えなくなってしまったという。翌朝、村人たちが湖水をくまなく捜索すると、武右衛門の遺体が見つかった。見知らぬ女の正体を誰も確かめられなかったこともあり、村人たちはこれを加茂湖に棲む水神の祟りに違いないと恐れおののいたと伝わる。
- 広まり方
- 1984年刊の『新潟県史 資料編23 民俗2』所収、浜口嘉寿夫による伝説の記録に基づく。
- 地域
- 新潟県佐渡市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ