かもだいみょうじん
賀茂大明神
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 十五夜に空が曇ると賀茂大明神へ和歌を捧げて晴れを祈る風習があり、神主長明の一首で実際に晴れたと伝わる。
- 細部
- 8月15日や9月13日の夜、月に雲がかかって雨模様になると、賀茂大明神に向けてさまざまな祈祷を行い、和歌を詠んで法楽を捧げる習わしがあった。良い歌を詠むことができれば神の力で空が晴れ渡るとされていたという。実際にある年の8月15日、空が曇っていた際に賀茂社の神主・長明が、賀茂山に吹く嵐をなだめて秋の夜空を晴れさせてほしいという趣旨の一首を詠んで奉納したところ、賀茂大明神が感応し、たちまち天が晴れ渡ったと伝わっている。この地主神は平安京を守護する神として篤く信仰されていた。
- 広まり方
- 1983年刊『続日本随筆大成別巻』所収、山崎美成『民間時令』に記録がある。
- 地域
- 京都府京都市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ