かみうた
神歌
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 神懸かりのときだけ繰り返す一節があり、稽古で繰り返した男が神懸かりになりかけたという。
- 細部
- 神歌は中座が神懸かりの状態に入ったときに歌うもので、そのなかには繰り返して歌う一節があるが、練習の場で繰り返すことは固く禁じられていた。明治の半ばごろ、竹を伐りながらこの歌を口ずさんでいた男が、禁じられた一節を声を張り上げて繰り返してしまう。すると本当に神懸かりになりかけ、慌てて道具を投げ出し、詫びの言葉を繰り返しながら一目散に家へ逃げ帰った。着いたときには息も絶え絶えだったという。
- 広まり方
- 1989年刊『長野県史 民俗編 南信地方 ことばと伝承』の口頭伝承、世間話の章にある神歌の項に収められている。
- 地域
- 長野県下諏訪町
- 年代
- 明治時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ