とっとりしのみずしりいけにまねくかみさん
鳥取市の水尻池に招く神さん
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 気高町の池では白い着物姿の神さんに呼ばれたちよこさんが気を失い、梅干しの汁で意識を取り戻したという。
- 細部
- 気高町の水尻池には神さんと呼ばれる存在が棲むという。ちよこさんという人が池のほとりにいたとき、池の真ん中に白い着物に烏帽子姿で船に4、5人乗った神さんが現れ、ちよこさんを呼んだ。誘われるままについて行こうとしたところを陸にいた母親に止められ、行くべきか迷ううちにふらふらとして気を失ってしまったという。倒れたちよこさんの顔に近所の人が梅干しの汁をかけたところ、ようやく意識を取り戻したと伝えられる。水辺の神に招かれるという怪異が、身近な応急処置とともに語られている。
- 広まり方
- 1994年の『常民』所収、中央大学民俗研究会「鳥取県気高郡気高町調査報告書」に記録がある。
- 地域
- 鳥取県鳥取市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ