ななおのじすべりつげるひのたま
七尾の地滑り告げる火の玉
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 山中に住む神さんは村の凶事を予兆で知らせるとされ、地滑りの前には火の玉が飛んだという。
- 細部
- 村の背後にある山の小高い場所には神さんと呼ばれる存在が住んでいるとされ、村に不幸が起こる前には何らかの知らせがあると信じられてきた。かつて地滑りが起きた際には、その二、三日前から夜な夜な火の玉が飛ぶのが目撃され、地滑りが起こった晩には辺り一帯が火事かと見紛うほどに明るくなったという。山の神が異変を事前に知らせる存在として語られている点が特徴である。
- 広まり方
- 1930年の『民俗学』に掲載された、中村浩「能登灘五郷地方採訪(二)」に記録がある。
- 地域
- 石川県七尾市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ