かみさん
神さん
国内
未確認生物
- どんな話か
- 観音堂に泊まった人が、鱶に食われて死ぬ運命の子とその防ぎ方について観音と神が話すのを立ち聞きし、我が子を救ったという話。
- 細部
- むかし、ある人が観音堂に一夜の宿を借りたところ、堂内で観音と神とが語り合う声が聞こえてきた。話の中身は、鱶に食われて命を落とす運命にある子供のことと、その難を逃れるための方法であった。宿を借りた人が家に戻ると、ちょうど息子が生まれていた。立ち聞きした内容のとおりにその子を育てたところ、鱶に食われることなく無事に育ったという。神仏の会話を偶然耳にしたことで我が子の命を救えたとする話である。
- 広まり方
- 1976年の『日本民俗学』に掲載された関山守彌「昔話と民俗―五島嵯峨島の場合―」に記録がある。
- 地域
- 長崎県五島市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ