かみさまのせんたくどまり
神様の洗濯どまり
国内
未確認生物
- どんな話か
- 旧暦9月29日、出雲へ発つ隣村の神様に馬の足が折れて行けないと答えた成沢の神様を、翌朝乞食が絵馬の足を直して助けた話。
- 細部
- 旧暦9月29日はオカミオクリと呼ばれ、この日はクンチアレという荒れ模様の強い雨風になるとされる。各地の神様たちはこの夜、馬に乗って出雲の社へ向かい、一か月ほど泊まり込みで神様の洗濯どまりを過ごすのだという。かつてこの夜、長岡の成沢にあるお宮で一夜を明かしていた乞食のもとへ、隣村の神様が鈴の音をさせる馬でやって来て、一緒に出雲へ行こうと声をかけてきた。しかし成沢の宮の神様は、乗っている馬の足が折れてしまい、あいにく今夜は行けないと答えたという。翌朝、乞食が見てみると、絵馬に描かれた神様の馬の足が折れていたので、それを直してやったと伝えられている。
- 広まり方
- 1982年刊『新潟県史 資料編22 民俗1』所収、水沢謙一「神々の洗濯どまり」の項に記録されている。
- 地域
- 新潟県長岡市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ