かみさま
神様
国内
未確認生物
- どんな話か
- 雲南市には11月にマンクシン神社へ日本中の神々が集まるといい、同じ頃のイノコサンの日は菜畑や便所で神と行き会うのを避ける禁忌があった。
- 細部
雲南市に伝わる神様にまつわる話をいくつか収める。マンクシンサンと呼ばれるマンクシン神社は出雲大社とは別の社で、出雲市の中心部から2キロほど離れた場所にあり、11月になると日本各地の神々がここへ集まってくるのだという。また、掛合町の西谷地区では、イノコサンと呼ばれる日に菜園へ立ち入ることが戒められていた。この日は畑に神様が降りているとされ、うっかり大根などの作物を目にしてしまうと具合が悪いといい、代わりにこの日にはボタモチを作る習わしもあった。
さらに、イノコサンの晩に屋外の大きな便所へ行くのも良くないとされ、神様に出くわすと病気になると考えられていたため、どうしても行きたくなったときは、コエタガと呼ばれる桶を土間に持ち込んで用を足したという。
- 広まり方
- 国学院大学民俗学研究会が1984年に行った「民俗採訪」で、旧掛合村での聞き取りとして記録された内容である。
- 地域
- 島根県雲南市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ