ほしのみやのひたきしんじ
星宮の火焚き神事
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 正月2日に鎮守の星宮で火を焚く行事を怠ると村に災難が起こるとされ、大雪で行事ができなかった年、老婆が誰もいないはずの神社で火が燃えているのを見たと伝わる。
- 細部
- 正月2日、鎮守の星宮の境内で火を焚く行事は、怠れば村に災難が起きると昔から考えられていた。ある年は大雪で外へ出られず、村人は火焚きを実施できなかったが、その夜、老婆が、無人のはずの神社で火が焚かれているのを見た。村では神様自身が火を焚いたと受け止め、それ以後この行事を欠かさなくなった。人が行えなかった夜に火が燃えた目撃が、行事を絶やしてはならないという教訓になっている。『民間伝承』1943年の室岡善太郎「2日の夜の火祭」に記録がある。
- 広まり方
- 室岡善太郎「2日の夜の火祭」(『民間伝承』1943年)に記録された多古町の伝承。
- 地域
- 千葉県多古町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ