かみさま
神様
国内
未確認生物
- どんな話か
- 石作神社では祭りを賑やかにするたびに怪我や流行り病などの災いが起き、神様は騒がしさを嫌うとして静かな祭りに改められた。
- 細部
- 石作神社をめぐっては、祭りを賑やかに執り行うと必ず何かしらの災いが起こるという話が複数伝えられている。笛や太鼓を鳴らして祭りをするたびに怪我人が出た話、お神輿を新調して神楽を催したところ流行り病が広がった話、神社ができる前に獅子頭を用いた祭りをしていたが塚の前で獅子が必ず転んで壊れてしまった話などである。いずれの場合も、神様が騒がしいことを嫌うためだと受け止められ、最終的には笛や太鼓、神楽をやめ、新調した神輿は埋め、馬に藁の飾りをつけただけの花馬の祭りに落ち着いたという。静けさを求める神への畏れが、祭りの形そのものを変えさせた例である。
- 広まり方
- 1995年刊『今井の民俗―愛知県犬山市今井―』所収、東京女子大学史学科民俗調査団の「九 口承文芸」に3件記録されている。
- 地域
- 愛知県犬山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ