かみをゆいたるどうじ
髪を結いたる童子
国内
未確認生物
- どんな話か
- 岩の下の穴から聞こえる嘆き声を法道仙人が法華経で鎮めると童子が現れて昇天し、以後その岩は投げた石で人の善悪を示すという。
- 細部
- 岩の下に開いた大きな穴から、人が嘆き悲しむような声が聞こえてくることがあったという。この声を耳にした法道仙人はこれを哀れに思い、法華経を唱えながら一心に祈りを捧げた。すると穴の中から童子が姿を現し、岩の上でしばらく遊んだのちに天へと昇っていったと伝わる。以来、この岩へ小石を投げて占うしきたりが残り、善人が投げた石はそのまま岩に留まり、心の悪い者が投げた石は転がり落ちてしまうとされている。
- 広まり方
- 1989年の『西郊民俗』に載る浜下洋子「法道仙人の伝説」に記録がある。
- 地域
- 兵庫県丹波市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ