かみのけのぞくしん
髪の毛の俗信
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 抜けた髪を鳥が巣に編み込むと、その持ち主の女性が心を病むと言われた言い伝え。
- 細部
- 落ちた髪を鳥が拾い、それを使って巣を作ってしまうと、髪の主である女性が正気を失うと語られていた。髪は身体から離れても本人と縁が切れないものとされ、他人や獣の手に渡ることを嫌う考え方は各地に見られる。ここではその結末が狂気という形で明示されており、髪を無造作に捨てることをいましめる働きを持っていたとみられる。捨て方や処置の手順までは記録されていない。
- 広まり方
- 1915年の『郷土研究』に載る藤田福太郎の国々の言習はし(一一)に収められている。
- 地域
- 愛媛県松山市
- 年代
- 大正時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ