たちあらいまちのもちおしちゅうしのたたり
大刀洗町の餅押し中止の祟り
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 餅を奪い合う神事があったが社殿新築を機にやめたところ若者の死者が続き、神の怒りだとして餅まきに改めた。
- 細部
- 福岡県大刀洗町にある氏神の祭礼にまつわる話である。明治の終わり頃までは、社殿に供えた餅をその場の人々が争うように取り合う「餅押し」という行事が続けられてきたが、社殿を新たに建て直したのに合わせて、この行事はいったん行われなくなった。ところがその後、村の若者が続けて命を落とすという出来事が起こる。村人たちはこれを神が示した怒りの表れだと受け止め、以前の形式をやめ、餅を撒いて人々に配る「餅まき」に変えることで神意を鎮めようとしたと伝えられている。
- 広まり方
- 1988年刊行の『福岡県史』に収められた平城直之の報告「村氏神」の年中諸祭の項に記録がある。
- 地域
- 福岡県大刀洗町
- 年代
- 明治時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ