かみのひ
神の火
国内
未確認生物
- どんな話か
- 特定の夜に竹富島沖の海中から火玉が現れたのを機に、首里王府の馬艦船が公私の人を乗せて十日足らずで石垣泊に入港したという。
- 細部
- 決まった干支にあたる夜、竹富島のヨン崎という場所の付近の海中から、ひとかたまりの火の玉が浮かび上がるように現れたことがあった。この出現を受けてか、首里の王府が所有する馬艦船(マーランセン)が公務にあたる者や私用の者を乗せて出航し、十日とたたないうちに石垣の港に入ったと伝えられている。海中から現れる怪火が、王府の船の動きと結びつけて語られている点が特徴的である。
- 広まり方
- 1931年の『旅と伝説』所収、岩崎蝶仙「鼠の花籠」に記録がある。
- 地域
- 沖縄県竹富町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ