かみのひ
神の日
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 旧暦四月七、八日は神の日として田に入ることを忌み、この日に耕した老夫婦が石の下敷きになったという。
- 細部
- 旧暦四月の七日と八日は神の日と呼ばれ、この両日は田に入ってはならないという禁忌があった。昔、この禁を破ってこの日に田に入ったある老夫婦が、山の上から転がり落ちてきた巨石に押しつぶされて命を落としたと伝えられている。別の伝えでは、四月七日に代掻きをした老夫婦が大災難に遭ったとも語られており、農作業の日取りを忌む俗信が具体的な事故の記憶と結びついている。
- 広まり方
- 1915年刊『郷土研究』所収、高木誠一の記録、および1944年刊『民間伝承』所収の和歌森太郎「春山入り」に基づく。
- 地域
- 福島県いわき市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ