つばめのとうをこわすらいじん
燕の塔を壊す雷神
国内
未確認生物
- どんな話か
- 燕市国上山に建てた塔が地主神に頼まれた雷神に何度も壊されたが、上人の法力で捕らえられ、井戸掘りと鳴雷禁止を条件に許された。
- 細部
- 越後の国上山にかつて塔を建てようとしたことがあったが、地主神の依頼を受けた雷神によって、そのたびに塔を打ち壊されてしまうということが繰り返された。困り果てた末、神融上人が法華経の力を用いて、ついに雷神を捕らえることに成功する。すると雷神は子供の姿となって現れ、涙ながらに許しを請うたという。上人はこれを受け入れ、雷神に対して井戸を掘ることと、以後この近辺では雷鳴を鳴らさないことを条件として課し、それを守る約束のもとで許してやったと伝えられている。
- 広まり方
- 1921年の『郷土趣味』所収、中山太郎「雷神研究」に記録されている。
- 地域
- 新潟県燕市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ