いずのくにのおんせんでへそをとるかみなり
伊豆の国の温泉でへそを取る雷
国内
未確認生物
- どんな話か
- 温泉に入っていた美しい女性が雷に押し倒され、へそを取られたという伊豆の国市の二つの話。
- 細部
- 伊豆の国市に伝わる話では、二人の女性が温泉に入っていたところ、突然雷が現れて浴室に入り込んできたという。雷は美しいほうの女性を押し倒すと、無理やりへそを取り上げてしまった。抗議されると雷は、もう一人の女性のへそは水気がなくてまずいからだと言い残し、そのまま天へ昇っていったと語られる。別の伝えでも同様に、伊豆長岡の温泉に入っていた二人連れの女性のもとへ黒雲とともに雷が窓を押し開けて現れ、裸で逃げ場のない女性たちのうち美しいほうを押し倒してへそを取ったとされ、雷は同じ台詞を残して立ち去ったという。
- 広まり方
- 1934年の『旅と伝説』誌所収、角田序生「雷が臍を取ると云ふ事」と、1960年の『日本民俗学会報』誌所収、小池長之「雷の話」に記録がある。
- 地域
- 静岡県伊豆の国市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ