かみきり
髪切り
国内
未確認生物
- どんな話か
- 夜道を歩く人の髪を、本人が気づかぬうちに根元から切り落としてしまう怪。切られた髪は結ったまま道に落ちているという。
- 細部
- 髪切りは、夜道を歩く人の髪を、本人が気づかない間に根元から切り落とす都市の怪異である。切られた髪は結った形を保ったまま道に落ちている。元禄のころの伊勢や江戸を皮切りに、17世紀から19世紀にかけて散発的な記録が残り、被害者には屋敷奉公の女性や兵卒がいた。真っ黒な何かに触れられて気を失ったという筋が多く、正体を狐と見る説と、想像上の「髪切り虫」の仕業とする説に分かれる。黒髪切とも呼ばれ、江戸の市街地でたびたび噂になった。
- 広まり方
- 町場の噂として繰り返し再燃し、明治期には新聞記事にもなって語り継がれた。
- 地域
- 東京都
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 口承で流布
口伝えや報道で広まり、明確な起源が特定されていない。 - タグ