かみき
カミ木
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 神屋敷のカミ木を切る前は手斧を根元に打ち込んでお伺いを立て、外れていなければ伐採し、代わりに杉檜を植える習わしがある。
- 細部
- 香川県まんのう町に伝わる山の信仰である。神屋敷にある木はカミ木と呼ばれ、みだりに切ることは許されない。どうしても切る必要がある場合には、まず木の根元に向けてお伺いを立てる。具体的には、木の根元に手斧を打ち込んでおき、切ってもよいとされる時には、翌朝になっても手斧の位置はそのままで、根元にしっかりと打ち込まれた状態が続いている。逆に、一夜のうちに斧が外れて落ちているようであれば、それは切ってはならないという意思表示とされる。無事に切り倒すことができた場合でも、その後には必ず杉を一本、檜を一本植えることを木に約束しなければならないとされている。
- 広まり方
- 1985年の『香川県史 民俗』第二章第十節四、北條令子「山の信仰」に記録がある。
- 地域
- 香川県まんのう町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ